木製品塗装について 塗料の種類、カラーバリエーションも豊富に対応可能です
木製品塗装について 多種多様な塗装に対応できます
当社が使用しているカシュ―塗装は木製品にとても相性の良い塗装になっております。
以前は大正琴やお雛様などの人形ケースの塗装のご依頼も多く承っておりました。
また家具業者様や木製照明器具業者様よりオーダーメイド製品の塗装のご相談・ご依頼を受けることもございます。
昨今ではお祭りに使用する獅子舞の獅子頭の修復塗装も多く承っております。
吹き付け塗装はカシュ―だけでなくラッカーやウレタン等
多種多様な塗装に対応できますので多くのご要望にお応えすることが可能です。
作業の流れ
木製品に最適な塗装技術を取り揃えております。
塗料の種類、カラーバリエーションも豊富に対応可能ですので詳しくはお問い合わせください。
- 【 1 】木地の状態調査
- ご依頼者様と打ち合わせをさせて頂き、どのような木材で作られているかの調査、
当社との塗料の相性、木地成形時にできる小傷やひび割れがないか調査します。
- 【 2 】木地補正
- ご依頼者様との打ち合わせのもと、調査で見つけた不具合個所を業務用接着剤やパテを使用し理想の形状に成形していきます。
この時に木材そのものから出る樹液が発見されればウレタン樹脂によるヤニ止め加工を行います。
- 【 3 】下地加工
- この先塗料を塗り重ねていくうえで塗装が木材に吸い込まないよう用途に合わせて一液性サフェーサー又は3液性化学塗料のポリサフを塗装します。
仕上がりを見栄えよく立体感を引き立たせる目的の肉付け塗装にもなります。
- 【 4 】研磨と木地補正
- サフェーサーが乾いたのち研磨をし、細部まで理想の形状になるよう整えていきます。
この時点でも不具合個所があればパテなどで補正していきます。
- 【 5 】中塗り加工
- 仕上げ塗装をより美しくするために中塗り塗装を行います。
用途に合わせてカシュー・ウレタン・ポリエステル塗装をしています。
- 【 6 】研磨と木地補正
- 中塗り塗料と仕上げ塗料の密着をよくするために細かなペーパー(紙やすり) を使って研磨をしていきます。
ここでも細かな傷や不具合がないか確認しあれば木地補正をします。
(状況に応じて(5)(6)を繰り返します)
- 【 7 】仕上げ塗装 ・ 乾燥
- 完成した時に全面にでる最終仕上げ塗装になります。
ご依頼者様の要望に合わせカシュー塗料やウレタン塗料等、最適な塗料を選別し仕上げ塗装を行います。
細かなチリやホコリが付着しないよう締め切った部屋で塗装します。
卸業者様や小売店様を通じて最終的にはお客様に喜んでもらえるよう 細心の注意を図り仕上げ行き塗り上がったそのままのツヤ加減や美しさを保てるよう業界用語では室 (ムロ) と呼ばれる乾燥室で数日乾かし完成させます。
完成品 木製品の完成品一部紹介
獅子頭